平家物語を読んでいる.
木曽義仲、芦原温泉あたりの沼沢地で討たれたと覚えていた.
ちがった.
琵琶湖の粟津.
「義仲寺」がある.
行ってみた.
こじんまりした静かなお寺だった.
ここに巴御前が草庵を結んだとお寺の縁起.
義仲の墓.
芭蕉の墓に驚いた.
遺言によって弟子たちが遺体をこの寺に運んだそうだ.
「義仲寺に祀れ」.
芭蕉翁、義仲に思うところがあったようである.
よくこの寺を訪れたそうだ
当時はすぐ前が琵琶湖. 沼の窪みに馬の足をとられ.
平家物語、いちばんのあわれ.
東海道をさらに下る.
膳所の城下町くきくきと折れ曲がる.
JR石山駅そばに今井四郎の墓.
隣り合いたかっただろうね. ふたり、ともに.
地図を見ていてレストラン「ヴュルツブルク」が目に入った.
行ってみた.
建物はヴュルツブルク市から贈られたものだと朽ちかけた説明板.
豪華ではないが、高価な昼食になってしまった.
なんたってヴュルツブルク.
ロマンチック街道の起点都市.
お城のユースに修道院のワイン.
スタートの街なのに惚れ込んで、ワイン6本持って帰ったもんね.
よおいったな.