2010年10月24日日曜日

風の道 10/22


















春合宿は塩飽本島と決まっていた.
茶屋町からちっちゃい電車に揺られて,
下津井から連絡船だった.

倉敷から茶屋町へ歩きはじめた.
国道をさけて旧街道とおぼしき道を行く.
朝食に格好の喫茶店があって入ってみた.

正解だった.
モーニング安い,コーヒーうまい,雰囲気ええ.
下津井へ行くというと
「風の道?」

下津井電鉄の廃線跡が遊歩道になっている.
児島から下津井まで6.2km.
なづけて「風の道」

児島の駅舎は閉鎖されていて
入ることができない.
「きちっとやらんかい、ここがスタートやろが」
金網越しにホームを見つめて
ぼちぼち歩きはじめる.

レールも枕木もない.
架線の支柱が錆びて残る.
これはなかなか雰囲気がある.

電車跡だけあって緩やかなカーブ緩やかな登り.
最高点が鷲羽山駅.
ゆるゆる下って下津井駅.
駅舎はなく,朽ちた車庫に電車、貨車.

今はまだ観光資源として中途半端は否めないものの
鷲羽山の眺望,ボートレースの爆音,下津井港.
下地は十分.
自転車も増えたしテッチャンもふえた.

地元も再びの夢を見ていることだろう.

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