2012年5月24日木曜日

ヘルペス覚え書き 5/11〜21

5/8ベルリンを出て3日目背筋に違和感を覚えながらこいでいた.(5/11)
背中のポシェットを外したら少し楽になった.
5/14朝 虫さされかかぶれが腹に出ているのに気がついた.
ひりひりと痛い,ムカデにやられたようだ.
水泡ができてきた. 全体に紅く熱を持っている.
腹筋と背筋が痛い.
ほうほうの体でヴェルニゲローデに着いた.(7日目5/15)

明日明後日は休養日.
筋肉も回復することだろうと汽車で山頂のホテルへ.
夜中に激痛.

翌朝腹筋は回復したが,逆にひりひりがこたえる.
筋肉の痛みでひりひりの方を忘れていたようだ.

調子が良いのでブロッケン山からシールケまで歩く.
これが悪かった. 次第に歩みがのろくなる.
腹筋がうねる.水泡ますますひどくなる.

5/18ゴスラーに向かうが、Tazukoがどんどん前へ行く.
こりゃまずいかなと思い始める.

ゴスラーを出てランゲルスハイムの宿に向かう山道で、「こらあかんな」
緩い坂道を上れない. ひとふみごとに腹の筋肉がじりじりと裂けてゆくようだ.

宿でTazukoに相談.
「やめよ」

Tazukoがヘルペスという病名を思い出した.
帯状疱疹. それちゃうか.
調べると
•はじめに赤い発疹.
•ひりひりとさすように痛い.
•水泡ができる
•身体の片側半分にできる
見ると
•腹から背へ左半分、そのとおりやん.
このときには水ぶくれがひどい状態になっていた.

宿に連泊を頼むと満室.
事情を知った宿の主人がゴスラーまで車で送ってくれた.
ここなら宿がある.

ゴスラーで2泊.
ランゲルスハイム、ゴスラーの3日間が最高にきつかった.
動くのもしんどい,食べるのもしんどい,話すのもしんどい.

5/21朝、峠は越えたなという予感をもちつつ、ポツダムに向かう.
14時頃着いて、あっちへ行きこっちへ行きして16時頃ようやくクリニック.

待ち合いで待つ,ひたすら待つ.
外来とあって後回しになるのだろう、次々と後ろの人が消えて行く.
座っているのも立っているのもしんどくなって,待ち時間を聞く.
これが効いたのか、次の客となることができた.まもなく18時.

患部を見せるなり「ヘルペス」
やっぱりなとこちらもなぜかほっとする.
薬を塗ってもらって,薬局で塗り薬と飲み薬を買って宿.18時半.

診察代€30.82
飲み薬€24.94
塗り薬€7.89


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