宿泊者に往復バス代プレゼント.
ええなこれ、これにしよう.
というわけで、結婚40周年を十津川温泉で祝うことになった.
おとなしく温泉につかっていれば良いものをつい欲が出て...
の顛末.
3/17 近鉄電車で大和八木.
キャッシュバックキャンペーンの説明を受ける.
新宮行き日本一長い路線バス.
ガラガラだろうの予想は見事にはずれた. ほぼ満席.
長距離バスだけあってトイレ休憩がある.
大水害の川沿いにバスは進む.
行く先々で未だに工事が盛ん.
二度とご免ということだろう、道路の新設工事.
その昔、日産サニーが発売された.
ガラスの大きな魅力のある自動車だった.
トヨタがカローラを後からだして、100ccの余裕でベストセラー.
他人事ながら悔しい思いをしたものだ.
こんなことを思い出すのも,同じ頃創刊された平凡パンチ.
車とヌードの週刊誌.
そこにサニードライブ秘境十津川が載っていたのだった.
上野地では20分の休憩.
乗客みんな吊り橋に向かう.
ここまで来ると乗客は半分に減っていた.
生活用の吊り橋では日本最長とある、ざっと300m.
「20人以上乗るな」今何人と確かめることなく、さあ渡りまっせ.
297m無事渡りきって記念写真.
帰りはもう余裕綽々.
渡り終えました. めでたしめでたし.
上野地バス停. 20分の休憩は橋を渡るに十分.
だけど、もう10分あれば地元の商店を潤せるのに.
トイレ休憩. 十津川バス停.
食堂は休み、昼時なんやから弁当くらい売れよ.
乗車証明書を書いてもらう.
さよなら.
こんにちは昴.
閉店間際の食堂でようやく.
今日の風呂.
あっという間に晩ご飯.
アマゴの骨酒というのをとってみた.
熱燗、中に干物のアマゴが一尾.
さめるとくどい.
口直し.
3/18 さらば昴よ. 前を小辺路が走っている.
お天気が持ちそうなので、果無峠越え.
トンネルに始まり吊り橋が続く.
柳本橋. 渡りきったところから古道に入る.
きつい登りにうれしいベンチ.
果無集落入り口.
道中水が豊富.
ポスターの風景.
結構きつい登りが続く.
水田あとにて.
茶店の主が一人で開墾したそうだ.
背景は果無山脈.
お地蔵さんはいつかこうなるのか.
箕面のしらみ地蔵は水平切り.
観音堂.
お堂の前の給水. 紀伊山地豊かな水.
観音堂をあとに峠へ、あと1,100m.
はるかに釈迦岳を望む.
勾配が緩くなったと思ったら峠だった.
なんだもう峠という感じ.
さあこれから下り.
これが思いの外きつかった.
三十丁石. これで下りの約半分.
下界が見えてきた.
ここまで来れば、後は楽勝の図.
小辺路古道終る.
熊野川沿いに中辺路へ.
道の駅. ここから中辺路への合流.
道の駅で宿の手当と思っていたが,当てが外れた.
あと2kmやけど、もうしんどいな.
バスで湯の峰温泉.
バス停前の旅館に断られ,ガイドに貼られた電話帳頼りに宿探し.
雨がポツポツ.
朝食つきの宿をみつけてひとまず安心.
唯一開いていた茶店へ.
3.18 結婚記念日の晩ご飯.
このやまかけうどん負け惜しみでなくおいしかった.
やっぱ、まけおしみか.
宿に入ると土砂降りになった.
朝まで続いた.
バスにしたのは正解だった.
地酒で40年をあらためて祝う.
雨の露天風呂なかなかよろしい.
3/19 .まだざんざん降っている.
バス待ちに、つぼ湯.
小栗判官ゆかりの湯.
世界遺産であるそうな.
二人入っても30分やったらせめて割引せえよ.
小さいけど風情のある温泉町.
温泉卵. 生卵を買ってここに漬ける.
見張っていないと、からすが取って行く.
新宮発奈良交通バスを待つ.
往復補助を当てに、湯の峰から十津川まで村営バスで行くつもりだった.
ホテル昴で話をすると、19日発、湯の峰からの切符を発行してくれた.
十津川村に入る. おおきに.
17日に乗ったバスとすれ違い.
窓の外には幻想的な光景が続いた.
快晴のバスの旅と薄日さす峠越え.
思えばラッキーな二日間だった.
二人で¥15,000.-をただで乗せてもらった.
ようやく小降りになった.
多分我が家で語り草になるであろう40年記念旅行も終曲.
無事淡路着. 大阪王将で旅の無事を祝う.
熊野古道ふりかえって見れば.
食事に泣く.
前はカロリーの友でしのぎ、今回はソイジョイ.
雨に泣く.
とにかくよく降る.
高野山から十津川までは古道が崩壊して迂回路.
中辺路,雲取越、この果無峠越えで「熊野古道」卒業しましょうか.
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