2015年6月14日日曜日

沼島の鱧

「とにかくおいしいから」とTAZ.
「そないゆうねんやったら予約入れよ」
「ついでに淡路島一周しようか」
見通しを誤って梅雨に入ってしまった. 今年は早い.

6/10(水)
幸いにして梅雨の晴れ間となった.


明石駅.8:00.

組上げに1時間. まあ順調.

自転車¥220.-


うまいぐあいに待ち時間無し. 9:20発.

「どこにでも適当において」.

明石海峡大橋をくぐる.



ふねはええわ.

10分で岩屋港. 9:30.

洲本へ快走.
道の駅、看板といいラックといい、サイクリングに街は力を入れている.

非力. せっかくのラックも役に立たず.

洲浜橋を渡って洲本入り.

お目当てのレストランは生憎休業日だった.
我々の旅にはなぜかよくある.

鐘紡跡地利用のレトロ街.

市役所そばの食堂で天ざるを食べて散歩.

風呂屋健在.

老舗のかまぼこや閉店.

挨拶が泣かせる.

懐かしの千福寺. 懐かしの全日本勤労者オリエンテーリング大会.

足湯に寄って、宿.

高級旅館に隣接するビジネスH.
お隣は「飲食持ち込み禁止」とあるがこちらには冷蔵庫.

隣りの温泉も利用できて我々には十分.


びっくりはサービス朝食. パックで冷蔵庫に.

晩ご飯を食べに出たが無い. 居酒屋ばっかり.
 どうしようもなくいっぺんパスした「宿おすすめの一軒」に入ったが、やっぱり.


損した気分で店を出た.

6/11(木)
ホテルのサービス朝食.

サラダとインスタントコーヒーがパックされていた.

記念写真を撮って、高級ホテルのロビー.

モーニングコーヒーと洒落て雨の中へ.

結構厳しい山越えが待っていた.



南あわじ市入り. 雨はしっかり.

灘黒岩水仙郷入り口で軒先を借りて小休止.

生駒の観光バス. 雨の中ぞろぞろ歩いているのがいたが彼らのだろうか.

再び雨の中へ. 雲まだまだ厚い.

土生港着.

待合い.

淡路島はいたるところにちゃんとした置き場が設けてある.

時間待ちに食堂へ.

あんまり食べん方がええでと言うものの「旨そう」.


結局.



乗船.


 

離岸.

着岸.

沼島の運搬手段がこれ. どの家にも一台.

今日の宿「木村屋」.

ぶらり散歩. 八幡神社.

正面絵馬は賤ヶ岳の合戦.
軍功をたてた脇坂氏が秀吉から淡路をもらって、ぬしま水軍と縁ができて、
末裔の漁師が毎年絵馬を奉納 .
というような話だった.


城跡の碑.

やどへ.


部屋だけ.

さていよいよ「ぬしまのはも」である.
左から、ゆびき、つくり、あぶりとならぶ.
あぶりの皿にはほかにあじひらめいかうに.

そして、てんぷら、押し寿司.


鱧鍋でもってフルコース.

左上だしとり.中「たまご」、下「きも」
卵は鶏卵とあわせて雑炊に.
まんなかの身は残ったら朝の蒲焼きに.
いうまでもなく右頭.
という献立である.

飽食の極み
食べもって「こんな食べ方もったいないな」という思いが離れなかった.
これが「ぬしまの鱧」で、有名な「木村屋」で、なのにおれの舌がついて行かない.
ふくざつなおもい.
あたませせってるときがいっちゃんうまかった.

風呂で会った学園前のご仁は,毎年福良で食べているそうな.
「いっぺんぬしまで」さてその感想は?

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