今日は高松城.
ここは総社. まずは総社宮.
総社とはなんぞや.
国の神様を全て集めて祀ったものだそうである.
平安の昔、赴任した国司は全ての神社に参る慣わしであったそうな.
「そんなんしんどい」と一箇所にまとめたので総社.
かくて備中総社に集められたのは324座.
そらしんどいわな.
「吉備路自転車道」に乗ることにした.
市役所を南へ、スタート地点は「スポーツセンター」.
自転車道なかなか快適である.
正面に古墳が見えてきた. 「作山古墳」大きい.
五重塔が見える.
備中国分寺だった.
岡山県唯一の五重塔.
畑の只中どこにいてもよく目立つ.
自転車道を先へと進む.
またまた大きな古墳. 吉備国は古代の一大勢力だったと実感する.
自転車道から外れていよいよ高松城址.
小さな公園があるなと行きすぎかけたら、水攻めの堤防あとだった.
ほどなく城跡. 本丸に「清水宗治公首塚」.
本丸の周囲はかくのごとくである. 沼沢を頼りにしたのが仇となった.
「吉備路自転車道」に戻るべく走っていると旧街道に出た. 道しるべに「吉備津宮◉道」
路地の先、あれが吉備津神社や
路地を抜けると左手に松並木.
あれが参道やでと言ってると土地の人が現れて「あれ」. ありがとうございます.
吉備国の守り神であったのだろう.立派な神社だった.
自転車道のそばに、旧道が誘うように道をあけている.
誘われて行く.
この建物はなんだと立ち止まったら「鼻ぐり塚」.
うんなにと思いながら通り過ぎたが、鼻ぐりとは牛の鼻輪のことと知る.
牛の供養に全国の鼻ぐりを集めて供養しているそうだ.
よっておけばよかったな.
岡山市内に「春琴堂」を尋ねた. 古い得意先.
元気だった. 5歳上だ.
今日の宿.
夜の街、食事を終えてさあ帰ろ. どっちやったかな. あっちや.
あれれ. 迷子になって同業に駆け込んだ.
フロントのスタッフ「知りませんねえ」と言いながらNET検索.
「多分ここでしょう」地図をもらって、帰れた. 90度方角を違えていた.