「こそ」は神さんのいはるとこ.
「べ」は人の集まってるとこ.
「こそべ」は神さんを祀る人々の村.
友の講釈になるほど.
まずは菅原道真公.
太宰府天満宮に次ぐ古い天満宮という.
その昔、道真公の縁者が太宰府に参った帰り牛車が動かなくなった.
祟りじゃと言ったかどうか、前からあった神社を天満宮に変えてしまった.
この辺り土師氏の縄張りとか.
菅原氏も元は土師氏.
怨霊が宿っても不思議は無い.
こちらは土師氏の祖、野見宿禰の墳墓とされる.
時過ぎて祟り忘るる梅一輪.
今日の目玉、梅の古木は幹性寺. 「けんしょうじ」と読む
神宿る樹齢300年. 残念ながら蕾だった.
伊勢寺.
こちらは歌詠みの神様、伊勢の住まいあとがお寺になった.
伊勢の守、藤原なんとかの娘さんで伊勢(姫).
顕彰碑建立と寺伝にあったが見損なった.
難波潟みじかき芦のふしのまも あはでこの世を過ぐしてよとや.
なぜか東郷平八郎の額が上がる.
読みは「ひよし」神社かな.
村重、神さんを呼んだものの、妻子を見殺しに逃亡と悪名高い.
坊さんになって生きおおせたともきく.
あっさり手にかかった方がずっと楽な人生であっただろうか.
伝能因法師墳墓.
松林窟道場.
能因法師の住まい跡とされる.
伊勢姫に私淑してこの地に居を移し生涯を終えた.
「あれあれ、お坊さん」は下司の勘繰り.
伊勢さん872〜938年、能因さん988〜1050.
1世紀の開きがあった.
散策のゴールはいつもの居酒屋.
0 件のコメント:
コメントを投稿