2008年12月3日水曜日

東アジアにおける「歴史の和解」と「民族」思想の超越 12/3王柯先生 関大千里山


日露戦争。 戦った土地は中国。 迷惑したのは中国人。 で、食べるものに困って両国に申し入れた。 食料を運ぶ道をあけてくれ。 ロシアは同意、言いたくないけど日本は拒否。
嫌われる理由が透けて見えるね。
アジアの手本だったのに。 民族主義を輸出し独立の引き金になったのに。
そしていまその民族主義がアジアの足かせになっている。 
民族を超えたところにアジアの未来があると先生は叫ぶ。
賛成。 
NATIONと民族
単なる訳にとどまらず、国粋主義が政治共同体としての「民」文化共有の「族」としての一体感を強調した。 排他主義が生まれ、中国改革派がこの影響を受ける。 中華民族という概念
(それまでなかった)がここからおこる。 例えば孫文は漢民族主義満人を排除しようとした。
大統領になったとたんに言わなくなったが。
この辺り攘夷を叫んで革命を起こし、こと終えて何事もなかった我が国に通じて面白いし、当時の我が国の影響力を思う。 田母神論文の下地でもあるね。

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