でもって、この一枚.
貸しスキーと侮るなかれ、靴は3本締め、板はロシニョール.
リフト営業開始を待つのは我々ふたりだけ.
ゲレンデは整地したてのまっさら.
リフト全日券を見せると、「あっ おぼえました」で以後フリーパス.
うわあ きもちええ .
リフト全長900m. 最大幅200mかな?
このゲレンデふたりで独り占め.
リフトのおっさん.
「かしきりやな、どこからきた」
「おおさか」
「おおさかのどこ」
「あわじ」.
「おら はんきゅう」
初めての運転が千里山線. ときは万博.
「桂」行って、「大宮」の駅長で退職.
「スキーされるんですか」.
「インターハイ、国体の選手、スキーで世界中まわった」
「阪急の社内大会5連勝 この記録は破られへんやろ」
とまあ大変な人だった.
2時間滑って今日は燕温泉.
ぐんぐん標高を上げる.
険しい山、雪も深い.
急坂にひっそり温泉宿が並んでいた.
ここのお湯は白濁泉、湯量豊富.
だが、しにせのスキー場は無くなっていた.
登山客と湯治客、秋の紅葉がよいそうだ.
野天ぶろに期待したが、いまは雪の下「融けてからまたどうぞ」
昨日に懲りて昼食は10km 離れた道の駅.
食べているうちに天気急変.
雲がわき風がうなる.
関山神社から登るにつれて視界が利かなくなってきた.
工事のおっちゃんに「いける?」「わからん、おれもみえん」
そらそうや.
「いりぐちわからん」 「ここか」 「ちゃう」
弥次喜多やりもって無事休暇村.
さてこの霧の中ちゅうか雲の中、どうしましょうね.
リフト乗ってみましょか.
ま こんな感じでありました.
とさ.
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