2020年2月28日金曜日

好日 2/28

今日は風日よろし.

大気澄み、日差し暖かく、風もなし.
鶯も上手になった.
自転車の多鶴子と合流して藤田庭園.

「ここは穴場ですな」と散歩の男性.

ほんとにそうだ.
四季折々の風情が無料、観光客も来ない.

まもなく桃の節句.

土筆が顔を出していた.
「毎日見に来てたけど、初めて」と近くの女性.
初物を帽子に摘んでいたら、2枚あるからと袋をもらった.

旬の味覚というほどの味は感じないが、旬を味わう...

あすはおそらくしかざらん.

李白先生おっしゃる通り、帰りは雲いっぱいの西の空.

2020年2月25日火曜日

誕生日記念旅行 2/16〜18

誕生日の宿 
屋号長楽園に「湯の助」の冠がつく.


聞くとその昔、松江藩主堀尾吉晴が玉造温泉の差配に長谷川氏を任じ、
「湯の助」という称号を与えた.
吉川英治太閤記に出てくるあの堀尾茂助.
その長谷川氏の末裔が経営する宿という.
湯の助を継承して150年の老舗.
皇室愛用の宿とかで、専用の別棟を持っている.

さすがと言おうか、遊亀 桂華 青児などなどがさらりと飾ってある.

さっそく雪が嬉しい大露天風呂.
広さ日本一を謳う混浴露天.

満78歳 ありがとうございます..

料理長から誕生日のもてなし.
赤飯にのせた鯛の湯引きに金粉をふってカタクリで絡めてあった.
乙な一品.

なかなかよくできた宿だった.

帰りは安来で途中下車して.足立美術館.
なんか有名なんでよってみた.

安来駅.

そういえばこの線.
出雲駅.

玉造駅.
自分の顔を持っている.

安来駅で記念写真.

雪による列車の遅れがええ方に働いて、一便早い特急やくも.

おもいのほかの雪に恵まれ、美味しい温泉旅となった.
この地、今年二度目の積雪とか.

誕生日記念旅行 2/16〜2/18

出雲といえば割子蕎麦、だそうである.
「わりご」と発音する.

松江の有名店.

観光客よりも馴染み客の方が多そうだった.
なにを何杯とか、千鳥がどうとか、一元にはできない注文が聞こえてくる.

午後3時まで蕎麦が保たず閉店の看板、それでもと来た客二人.
「いけます」「ああよかった」聞いてみるもんだ.

自家栽培だそうで、黒くて太い無骨な蕎麦だった.

出雲の有名店.

細くて食べやすい蕎麦だったが、だしがやたら甘かった.

この店は観光客がほとんど.
遊びに出るとなぜか得意先から電話が入る.
普段は静かなのに.

一畑電車JR乗り継ぎで玉造温泉駅.
降り出した雨が雪に変わった.

ドッカーンと大きな一発.
「雪おこしかな」とタクシーの運転手.

2020年2月24日月曜日

誕生日記念旅行 2/16〜18

2/17
出雲大社.
商店の並ぶ参道を抜け鳥居をくぐると下り坂という珍しい配置.

広い松並木、両側に大きな庭. 大社の風格が漂う.

さすが神の国、お天気が目まぐるしく変わる.
雨、霰、雪、晴、がごちゃまぜ分刻みでやってくる. 風が強い.

試練に耐えて拝殿前.

本殿.

一際目立つ高札はこんなだった.
いかほど下賜されたのだろう.
天皇はどのくらいお金持ちなんやろ.

こちらは民からの上納である.


祭り事が行なわれていた.

江戸時代の作事が残ると説明書き. 

「真名井の清水」へ向かう.
道中は神様でいっぱい.

それぞれ〇〇教を名乗る. 出雲大社も出雲大社教.

この時期だからぬるいのか、わっ美味しいというものではなかった.

おなじみ神楽殿大注連縄. 真下に立つの図.

あまりに広い.
そこそこに蕎麦屋へ急ぐ.

2020年2月23日日曜日

誕生日記念旅行 2/16〜18

一畑電車.「いちばた」と読む
宍道湖の北を走るローカル線.
映画の舞台になったらしい.

一畑口駅で全車スイッチバック.

聞くと一畑薬師と呼ばれる臨済宗の古刹への鉄道を引いたのが発祥という.
大戦時、一畑口〜一畑間のレールを軍に供出.
再建されないままスイッチバックだけが残った.

「秋鹿」と来て「うん?」となったが「あいか」だった.
というようにこの電車よみにくい駅名が並ぶ. こんなのも
「ようかん」

「みだみ」

出雲大社へは「川跡」からの出入りとなる.これも読みは「かわと」

今の新しい駅は皆同じ顔だが、昔の駅は個性がある.

出雲大社前駅、正面.

映画で使われた「デハニ50」はあれかな.

電鉄出雲市駅、左にJR.

一畑電車全線乗車.

自転車持ち込み自由にしたり、体験運転会を開いたり、映画のロケにも恵まれた.
新造車両も用意した、一畑電車生き残れ.