見頃になった近場を尻目に「しなの7号」長野行き.
松本駅下車.
国宝である.
どことなく威張った感じがするのはでっかい石柱のせいだろう.
石柱とは裏腹に、どこか優しい. 石垣が低いせいか.
徳川の平和に付け足されたという、赤い月見櫓のせいか .
ボランティアガイドさんの説明で内堀を歩く.
梅に遅く桜に早い.
「松本城の良さは冬ですよ、冬にきてください」と言われた.
天守へ.
「黒門」をくぐる.
30分待ちと言われた.
右「小天守」左、月見櫓の奥に「巽櫓」.
巽櫓までが戦国.
漆塗りである. 毎年塗り替えているそうだ.
急な階段を6階まで手すりが頼り.
屋根裏むき出し化粧なし.
あっちこっちから梁が突き出ている様に戦国の迫力.
大正に入ってからぐらりと傾いた.
柱が腐っていたそうだ.
黒門横のベンチでゆっくり歌垣.
飲みほして「太鼓門」から下城.
ぼちぼちと復元を進めているのか、こちらは黒門よりも新しい.
地酒は岩波「鏡花水月」.
蔵の名前からつい辛口を連想したが、特徴のないお酒だった.
封からして観光用、そう言えば名前も. 気づくのが遅い.
0 件のコメント:
コメントを投稿